転がるアトラクション

ゾーブとはニュージーランドで生まれたスポーツの一つで、大きな透明の球体の中に人間が入り込み、そのまま坂道などを転がっていくものです。
草の上を転がるケースや雪上を転がるケースなどがあるのですが、いずれにしてもこの球体は衝撃を吸収する形で作られていますので中の人間は心配ない状況にあるのです。
そのため、規模こそ違いますが、子供などがアトラクションとして遊んでいる場合もあるなど、様々なパターンが見受けられます。
もちろん、どこでも自由に遊べるようなものではないのですが、限られた場所でのみ遊べるという制限の元で楽しむ人が多くいます。

また、ハイドロゾーブと呼ばれる中に水を入れるタイプなども生まれています。
このパターンでは中に入る人間は水着を着用していますので、マリンスポーツのような形で遊ぶことができます。

国内でも体験可能

日本国内でこのアトラクションが体験できるのは北海道や九州、四国などにありますが、その数はまだ多くはありません。
近場にないからといって適当な箇所で遊んでしまうことはやめておきたいものです。

衝撃を吸収する素材とはなっていますが、ネットなどがない場所でおこなってしまうと際限なく転がってしまうなど、止まることができないというケースもありますので、そうした形にならないためにも、安全に配慮されているこのような場所で遊ぶことをおすすめします。
ルールさえ守っていれば決して危険なものではないので、楽しむつもりで遊んでみてください。
一人乗りもありますが、二人乗りのものを採用している箇所もありますので、カップルや家族で、さらには親子で楽しむということもできます。

誰でも遊べるスポーツ

スポーツというよりもアトラクションという表現が適切かもしれませんが、こうした遊びであれば誰でも楽しむことができるはずですし、アトラクションとして提供してくれる場所にいけば自分はただ乗るだけですから道具なども必要ありません。
また、練習なども不要で簡単にチャレンジできますので、まずは気軽に出かけることを考えてみてはどうでしょうか。
料金はその場所によって異なりますが、数百円で遊べてしまうことが多いようなので、近場に出かけた際に立ち寄ってみるということでもいいのではないでしょうか。

そこまで多くあるわけではありませんから、わざわざ出かけるとなるとそれはそれでハードルが高いのでしょうが、ついでレベルでチャレンジするということであれば、ハードルはそこまで高くならないはずですから、そうした遊び方を考えてみてください。
いずれにしても、これまでにない体験をおこなうことができるアトラクションです。

ボールの中では、どのような動きをしていても問題ありませんが、バランスを失ってしまうと思った方向へ動かすことできなくなってしまいます。
設備がきちんとと乗っている場所で行う場合でも十分に注意したうえで楽しむと良いでしょう。