初心者でもスケートを楽しめるロングスケートボード

ロングスケートボードとは、よく略して「ロンスケ」とも呼ばれる長いスケートボードのことです。
ロングスケートボードの形状は、デッキが大きくて長く、一般的なストリートボードとは見た目から異なります。
デッキが広いということは、乗ったときの安定感が増しますので、ダウンヒルに向いています。
雪や波がなくてもできるスポーツなので、サーフィンやスノーボードのオフトレにもよく利用されており、初心者でも簡単に楽しめる点が大きな特徴です。

ダウンヒルでは、ストリートボードに乗って坂道を豪快に下り、ターンやライディングなどシンプルに楽しめます。
他にも、スラロームやハンドスライド&スライド、ステップ&トリックなど色々な楽しみ方があります。
トリックなしで楽しめるためスノーボーダーやサーファーにも人気で、ストリートボードのオーリーで挫折してしまった人にもおススメです。

爽快感が病みつきになるロングスケートボード・ダウンヒル

ロングスケートボード・ダウンヒルは、ロングスケートボードの代表格とも言える種目です。
ロングスケートボードで坂をただひたすら下りていくのですが、緩い坂から急斜面まで多種多様な坂があります。
緩い坂ではのんびりと景色を見ながらクルージングしたり、スライドやステップを楽しむなど、楽しみ方は人それぞれです。
車が通るような場所ではなく安全な坂道で行うことは当然ながら、世界のトップライダーは、急な坂道でも猛スピードで駆け下りてきます。

もちろん素人には無理な大技となりますので、まずはターンをしっかり身につけてから、スピードコントロールができることが大切です。
ライディングするコースをしっかりと把握し、減速するポイントなどチェックしながら安全なライディングを心がけましょう。
雪山をスノーボードで颯爽と駆け抜けるような爽快感がありますので、そのスピード感やスリルを楽しんでください。

ロングスケートボードの始め方

ロングスケートボードでダウンヒルを楽しむ前に、まずはプッシュとブレーキの練習をしておきましょう。
フラットの状態でプッシュの練習を行い、ロングスケートボードに乗る感覚とスピードに慣れるよう繰り返し練習します。

また、安全なライディングのためにはブレーキングは欠かせません。
立てなくなった場合、サーフボードなら海にドボンと落ちたり、スノーボードなら雪の上にドスンと尻もちをつくなどの方法がありますが、ロングスケートボードの場合はスピードがあるときにデッキから飛び降りると非常に危険です。
そのため、ブレーキングのスキルをきちんとマスターし、安全に楽しめるようにしましょう。