フリースタイルスキーの楽しみ方とは
ウィンタースポーツの歴史
人間というものは常に過酷な環境下でいることで新しい発見をする生き物であり、その発見の中でも特に意味のあることというのが、その環境を逆手により遊ぶという事です。
地球という星は赤道と呼ばれる線で北と南で気候が逆転しますが、どちらも共通するのが暑い時期と寒い時期が存在するという事です。
まず暑い時期はその暑さから逃れるために水に入ります。
風によって波が起こることを発見し、それを利用することでマリンスポーツとして発展しました。
寒い時期というのは外の空気が氷点下を下回る温度のため、外の空気に含まれる水が凍ってしまうために天空から降ってくる雪やその地表にある水も凍ってしまいます。
普段の生活で不憫になるのですが、氷や雪というのは摩擦による滑り止めの効果が薄まることを発見し、その上に板など敷くことでさらに摩擦面をなくすことでウインタースポーツが発展したのです。
スキー競技はその急こう配をハイスピードで駆け下りるアルペンと、雪山を再現した凹凸のある斜面を駆け下りるモーグルがあります。
しかしここまでウインタースポーツが発展した理由は、この基本の他にも滑るという可能性を多岐に広げ発展されてきたからであり、現在でもあたらしい競技が続々とできているのです。
そしてこの基本であるこのアルペンとモーグルを掛け合わせたスポーツが人気となっています。
そのスポーツというのが今回のテーマであるフリースタイルスキーになります。
フリースタイルスキーとは
このフリースタイルスキーとは、凸凹した斜面をハイスピードで駆け下りてそのスピードを保ったまま更にこう配のある斜面を駆け上り、跳んでその跳んだ際の技を競い合うスポーツです。
このスポーツの特徴というのはアルペンやモーグルはその駆け下りるスピードのタイムを競い合うのですが、これは駆け下りるスピードを維持したまま急斜面を飛んでその時の技の難易度で競い合います。
そのためこの競技の跳んだ際の技の美しさから人気となり世界大会でも人気の競技となったのです。
その時にはこのスポーツのその跳んだ際の技の美しさを見るのがこの競技の楽しみ方です。
フリースタイルスキーを趣味でしてみたいという人にとっては、少し危険に感じるところもありますが、そういった人でも楽しむことができます。
まずフリースタイルの板はスキーの板より柔らかく作られているので、小回りなどがしやすく滑りやすいですが、スピードを出しすぎると危険ですので気を付けなければなりません。
初心者であれば、いきなり飛んだり回ったりするのは危険ですが、ある程度スピードを出して滑るだけでも普通のスキーと少し違うので楽しめるのでないでしょうか。
慣れてきたらキッカーやテーブルからまっすぐ飛んでみるのもスリルがあって、より一層楽しめます。
上級者になってくると、一回転してみたりと色々な技が出来るようになります。
技の種類も豊富なので、沢山挑戦できますし自分のオリジナルの技を作っても面白いかもしれません。