「ISA ワールドサーフィンゲームズ」の特徴

エクストリームスポーツの中でも、海を舞台にした代表的な種目がサーフィンです。
海の波が作り出す不規則な斜面をスピードをつけながら滑走する姿は、見る人にも大きな迫力を与えるスポーツです。
そんなサーフィンは競技としても世界中で人気のスポーツであり、毎年世界各地で多くの大会やイベントが開催されています。

その中でも世界中のトップサーファー達が集まる大きな大会が、「ISA ワールドサーフィンゲームズ」です。
この大会はサーフィンの世界チャンピオンと国別のランキングが決定される世界選手権であり、1964年の第1回大会から現在にわたって開催され続けている大きな大会です。
日本では1990年に宮崎・新島で開催されて以降、2018年には愛知県田原市、翌年2019年には宮崎で2年連続の開催となるなど、国内での開催も多いイベントになります。

「ISA ワールドサーフィンゲームズ」の魅力

ISA ワールドサーフィンゲームズといえば、何といっても世界屈指のサーファー達の競技を見ることができる点にあります。
そしてこのサーフィンは日本人が活躍する場面も多いため、日本人選手の活躍に期待ができるのも大きな魅力の一つです。

2018年に愛知県田原市で行われた同大会では、五十嵐カノア選手が日本人としては初の銀メダルを獲得して、また国別総合では日本が初優勝を果たす快挙を達成しました。
2021年の東京オリンピックではサーフィンが新競技として登場したこともあり、国内外問わずその知名度はさらに高まり、今後はより一層レベルの高い競技になってくることが期待されています。

大会の楽しみ方

サーフィンの世界大会ともなると、当然世界でも有数のトップサーファー達が集まります。
プロの選手達はそれぞれ独自のプレイスタイルや技を持っているため、選手の数だけ観戦が楽しめるようになっています。
経験のある方なら分かりますが、波に乗るのはバランスを取るだけでもとても難しいものです。

そこからさらに自分達の技を繰り出すともなると、並大抵の技術では叶いません。
波に乗りながらさまざまな技を披露するトップサーファー達は、見る人すべてを魅了するパフォーマンスができるため、美しい自然の景観も相まって観客はとても見応えがあるのです。
現地で観戦することはもちろん、ライブ配信で観戦するのも十分見応えがあります。

サーフィンはそのスポーツ性はもちろんのこと、ライフスタイルとしても人気があったり若者の支持者が多いといった要素も含まれるスポーツです。
海という大自然を存分に活かして、自身が持ちうるテクニックをプレイヤー達が惜しみなく披露できるスポーツとして、サーフィンはこれからも人口増加や業界全体の発展が期待されています。