世界大会の男子フリースタイルで4位に入賞した鈴木智也選手
鈴木智也選手の人物像
エクストリームスポーツとして有名なパルクールは、国内でも近年注目を集めています。
自身の身体ひとつでさまざまな障害物を疾走感あふれる中で攻略していくのは、多くの方にとって魅力的で、特に若者を中心にブームが来ています。
そんなパルクールで大きな成績を残している日本人が、鈴木智也選手です。
日本を牽引するパルクール選手として数々の好成績を収めており、舞台や有名アーティストのPV出演など、多数メディアへも出演している人気アスリートです。
2022年10月14日より開催されたパルクールの世界選手権「FIGパルクール世界大会」にも日本代表として出場するなど、今後の活躍も大いに期待される選手です。
経歴は?
鈴木智也選手がパルクールに出会ったのは高校1年生、テキサスへ短期留学していた時に寮でパルクールの動画を視聴したことが始まりです。
動画で映っているアクロバティックなパルクール選手達を見て「自分もパルクールをやってみたい」と思うようになり、パルクールの世界へと足を踏み入れました。
それからはパルクールにのめり込み、東京にあるバク転教室「アクロバットジム ホワイト」のトレーナーも務めるなど多岐にわたって活動を続けています。
最初は趣味として始めたパルクールでしたが、確実に実力をつけていき今や日本を代表するパルクール選手へと成長しています。
主な大会の成績
鈴木智也選手が注目されるようになった出来事のひとつが、新スポーツとして金沢市で開催された「忍者パルクール」でした。
この忍者パルクールは、エクストリームスポーツであるパルクールと忍者の隠密行動を融合した新スポーツとして、金沢の街をスピードや技を駆使して選手達が駆け巡るイベントです。
国内では初の全国大会として、多くのパルクール好きがプレイヤーとして参加しました。
鈴木智也選手は2017年度の忍者パルクールにて3位という好成績を収め、そこから次々と大会で結果を残す活躍を見せてきました。
翌年2018年に行われた「West Coast Parkour Championship 2018」では4位、2021年の「PARKOUR TOP OF JAPAN IN AWAJI 2021」では2位に輝くなど、国内外で上位入賞の実績を残しています。
そして2021年の「PARKOUR PREMIERE CUP 2021 in KOKURAJO CASTLE」「第2回パルクール日本選手権」、2022年の「PARKOUR TOKYO CHAMPIONSHIP 2022」のフリースタイル部門では優勝するなど輝かしい成果を挙げています。
エクストリームスポーツとして若者を中心にブームが来ている国内パルクール業界を牽引する人物として、今後ますますの活躍が期待されています。