ジャンピング・スティルト
高くジャンプできる竹馬のような物
ジャンピング・スティルトというのは、基本的には竹馬と同じような物なのですが、竹馬は竹で作られた2本の棒に足を乗せ、移動して遊びます。
それに対してジャンピング・スティルトの場合には、移動するというよりも、高くジャンプすることを目的に作られているので、この点だけは大きく異なっています。
見た目は竹馬よりもだいぶ棒が短くなっていて、手で棒を持つのではなく、足に固定して使うため、竹馬よりもブーツという呼び方の方がふさわしいでしょう。
遊び方は竹馬よりもトランポリンに似ていると言えるのですが、高く飛んでいろいろなパフォーマンスを行います。
練習を積むと2メートル以上もジャンプできるようになると言われており、普通に走ることもできるのです。
もちろん高く飛ぶためのバネが付いているので、走るときにもかなり速く走れます。
初心者でも扱いやすいが危険
ジャンピング・スティルトは、竹馬よりも早く慣れると言われているのですが、慣れやすい反面、危険度も竹馬より高いと言えるでしょう。
その理由は、自分の身長よりも高くジャンプするため、バランスを崩してしまう確率が高いことや、高くジャンプするということは、それだけ体にも負担がかかるのです。
現在のジャンピング・スティルトは、衝撃を緩和することができるように設計されているため、昔に比べれば衝撃は少なくなりましたが、それでもかなりの衝撃が加わります。
よって初心者が無理をすると、体に負担をかけてしまうことに繋がるので、最初から長時間練習するのは避けるべきでしょう。
また、周囲にも十分注意して練習しなければいけません。
特に初心者は集中すると周りが見えなくなることがあるので、きちんと回りに注意を配り、自分もケガをしないように注意すると共に、周りの人にもけがをさせないようにしましょう。
防具を装着して楽しむべき
ジャンピング・スティルトは転倒すると危険なので、万が一に備えて防具をしっかりと装備しておくべきです。
よく外国人などは、危険なスポーツであっても防具を付けないで挑戦することが多いのですが、あまり好ましくはありません。
最低でもヘルメットと膝パット、肘パットぐらいは装着しておくべきです。
最近の防具は比較的軽いですし、付けていると動きが制限されてしまうということもあまりないので、まずは安全に楽しむことを最優先させましょう。
最初のうちは慣れていないので、しっかりと防具を付けて練習をしている人も、慣れてくると防具を付けないで練習する人もいますが、あまりよい傾向だとは言えません。
実際に尻もちをついてケガをした人や、骨折をした人もいるので、クラッシュパンツを身につけておくともっと良いでしょう。